学資保険はこんな保険
学資保険は、子どもの教育費を計画的に貯めることを目的とした貯蓄性の高い保険のことです。
基本的に学資保険は、子供が15歳や18歳など一定の年齢に達すると満期保険金が受け取れます。
また、中学や高校の入学時にお祝い金がもらえるタイプの学資保険もあります。
もし契約者である親が亡くなった場合は、その後の学資保険の保険料が免除され、商品によっては子どもの死亡時に保険金が受けられるタイプの学資保険もあります。
代表的なのは郵便局の簡易保険の「学資保険」です。郵便局の学資保険は毎年70万件もの加入があり、「学資保険といえば郵便局」とイメージする人も多いと思います。
郵便局の学資保険は高校や大学の進学時にあわせて満期時を設定でき、中学・高校の進学時に一時金がもらえるのが特徴です。
ここ数年、利回りが低下して学資保険の魅力がうすれていますが、ソニー生命の「学資保険」が注目を集めています。
人気の秘密は、インターネットを利用したダイレクト販売で経費をカットして保険料を安く抑え、充実した保障を確保していることです。
満期時が15歳と18歳の2つからしか選べない郵便局の学資保険と比べ、満期時を17歳、18歳、20歳、22歳の4パターンに設定しているきめ細かさもセールスポイントです。
契約者の死亡時には、育英資金として満期保険金の12%ずつ毎年受け取れるタイプの学資保険もあります。
こども保険は教育資金の貯蓄だけでなく医療保障や死亡保障も兼ね備えた保険です。学資保険よりも保障範囲が広いのが特徴です。
ただし、保障の内容は各生命保険会社ごとに異なるので、名前だけで判断しないほうが良いと思います。
一般的には「こども保険は契約者の入院・死亡といった場合の保障が厚い」「学資保険は貯蓄性を重視している」と言われています。
●学資保険(貯蓄重視型)→ 教育資金づくりを主な目的とした保険で、子どもの医療保障や死亡保障は薄め(またはなし)ですが、教育資金として満期までに受け取れる学資金総額が、払い込んだ保険料総額よりも多くなるよう設計されています。
●こども保険(保障重視型)→ 子どもの医療保障や死亡保障を確保する目的もカバーした保険で、保障が厚めに設定されている分、教育資金として満期までに受け取れる学資金総額が、払い込んだ保険料総額よりも少なくなる場合が多い。
学資保険は、子供が生まれたら必ず加入したほうが良いのでしょうか?
学資保険は「子供の教育資金を強制的にプールしておく」ものですから、自分でしっかりと管理できれば、必ずしも加入する必要はないと思います。
しかし、実際には高校や大学入学時にはまとまった資金が必要になりますから、それを見越して貯蓄するというのは難しいかもしれません。
学資保険に入って、強制的に積み立てをするほうが、安心ですよね。
可愛い子供のためですから、毎月少しずつでも学資保険で積み立ててあげたほうが、親にも子供のためにも良いんじゃないでしょうか。
また、学資保険で積み立てれば少しですが金利がついてきます(学資保険の種類によって異なります)。
自分で資産運用ができる方は、あえて学資保険で運用する必要はありません。
自分にあった選択をしましょう。
学資保険にはいつ加入するかですが、基本的にはいつでも大丈夫です。
学資保険は生まれる前から加入できます(いつから契約できるかは保険会社によって異なります)。
学資保険の保険料は満期までの残日数で決まります。満期金を同じ金額に設定するなら、早く契約したほうが毎月の支払い額は安くなります。
たとえば、18歳の時に300万円の満期金を受け取ることを考えてみます。
生まれてすぐに学資保険を契約した場合、18年間で300万円を積み立てるので、毎月の支払いは13500円前後になります(保険会社によって異なります)。
しかし、5歳の時に同様の学資保険を契約すると、13年間で300万円を積み立てるので、毎月の支払いは19000円前後になります(保険会社によって異なります)。
契約が遅くなればなるほど毎月の支払い額が増えますので、負担に感じるかもしれません。
できることなら学資保険の契約は、生まれてすぐにするのが良いと思います。
学資保険は教育費のための積み立て金です。学資保険をいくらに設定するかは、必要な教育資金がいくらなのかを知っておかないと始まりません。
子供の教育にかかるお金はいくらか知っていますか?
モデルケースですが、以下に示します。
●すべて公立だった場合
幼稚園 465,904円
小学校 1,637,712円
中学校 1,312,254円
高校 1,584,585円
大学 7,469,200円
合計 12,469,655円
●すべて私立だった場合
幼稚園 1,038,076円
小学校 5,170,080円
中学校 3,695,157円
高校 3,091,707円
大学 10,455,200円
合計 23,450,220円
もちろんこれは平均値ですし、必ずこれだけ必要になるというわけではありませんが、目安として知っておいたほうがいいでしょう。
学資保険でこれらをすべてまかなうわけではありませんが、参考にして積立金額を考えてみてください。
2006.12.18.12:50 | Permalink | Track Backs (0) |
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